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■■■ Mac OS X v10.7 (Lion) 以降でのFTP Server稼働方法 ■■■


対象Version
Mac OS X v10.7 (Lion)
Mac OS X v10.8 (Mountain Lion)
Mac OS X v10.9 (Mavericks)


Mac OS X v10.7 (Lion) 以降の環境下でSMBを使用したscanner設定を行う場合、想定通りの動作をしなくなっています。

Mac OS X v10.2 (Jaguar) からMac OS X v10.6 (Snow Leopard) まではSMBに(NFD、Unicode Normalization Form D)を施したSambaを採用してきたが、Mac OS X v10.7 (Lion) 以降はSMBがSambaではなく独自開発の互換品に置き換えられています。 ファイル共有機能に関して言えば、目立った問題はないようですが、問題が顕在化しやすいのがMFPからのSMBscanner設定です。
昨今のモデルでは、原稿をscanしてPDFやJPEGファイルに変換し、指定したPCの共有ディレクトリに保存できます。しかしSMBの実装がSambaではなく五巻品に置き換わったMac OS X v10.7 (Lion) 以降ではその機能が使用できなくなってしまいました。 回避策として、scan to e-mail、NAS、File Server等を使用することも可能ですが、すべての設置環境で使用できるわけではありません。


その場合、MFPでscanしたデータをFTP機能で送信すれば、Mac OS X v10.7 (Lion) 以降のMacにscan保存をする事ができます。
しかしMac OS X v10.7 (Lion) 以降ではFTPdの仕様も変更されていて、Mac OS X v10.6 (Snow Leopard) までのようにシステム環境設定のGUIでの設定変更が出来ず、設定変更するにはターミナルでコマンド実行を行わなければなりません。

■■■ FTPを開始 ■■■
sudo -s
管理者パスワードを入力しEnter
launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/ftp.plist

■■■ FTPを停止 ■■■
sudo -s
管理者パスワードを入力しEnter
launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/ftp.plist


コマンド実行を行った後MacのIPを固定し、MFP管理画面にて宛先IP、保存先にdesktop/scannerの様に記述し、アカウントとパスワードを設定して完了します。









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